音感って | トラのアナ

音感って

とりあえず、今日一日(昨日か)、とっても幸せにすごしたことで

就職内定や甥誕生であわただしかったのが、だいぶ落ち着きました。

ということで、少し普通に更新したい。


今回は、音感とかそういうことについて…


まず、みなさん「ドレミファソラシド」ってならいましたよね?

で、世の中には音を聞くと、その音が「ド」であるとかが分かる人がいるんですよね。

<絶対音感>というものです。

あと、いくつかの音を続けて鳴らせば、その音が前の音との比較で

「ド」とか「レ」とかが分かる

<相対音感>ってのもあります。


どちらも、訓練の賜物です。でも、<絶対音感>に関しては子供のときに習得しない限り

大人(というか10才過ぎでも)になってからは身につきません。


そこで、俺はというと、大学に入るまで音楽なんてやったことが無かったわけで

もちろんそんなものはありません。

そのため、じぶんで吹いている音の高さが分からない。

音程が合っているのかどうかが分からないんですよ。

たゆまなく練習を続けて、訓練していけば多少は分かるようになるんですが、

それも、三日も楽器から離れると、もう分からなくなります。

そんなにあやふやなものなんです。


これによる苦労というのは並大抵のものではありません。

分かる人からすれば、「こいつなにやってるんだ」という感じでしょう。

特に尺八というのは、そのときの気温や、体調によって左右される部分が大きいんです

(まだまだ未熟ですから)

すると、いつもの吹き方で吹いても、鳴っている音が低かったりするんです。

こうなると、分からないものとしては、お手上げです。

音を高くしてみても、どれくらい高くすれば良いのか、さっぱりワカリマセン。

もう楽器を投げて、その場からいなくなりたくなったことは数しれずです。


そして、この音感というのは

恐ろしく個人差の激しい能力だと思います。

特に<絶対音感>を持っている人は、子供のときに

その能力を身に付けているので、音がドレミで聞こえるそうです。

(そうじゃない人もいるのかも知れません。とりあえず、俺が遭遇した事のある人たちはそうでした。)

だから、分からないというのが分からない。らしい。

こちとら、わかるのがうらやましい限りなのだが、っていうか、

なかには、それが普通だと思っている人もいて、わからないといくら説明しても、

いいわけだと思われているふしがあったりして…

なんだかな~


こういったことは、音楽を楽しむということに対して

少なからず、俺の中で障害になってます。


というわけで、姉には甥に早いうちから音楽に触れさせて

<絶対音感>じゃなくていいから<相対音感>でいいから、

しっかりと身に付けさせてあげると、いいんじゃない?

いやにならない程度にね!とアドバイスしてみました。

(って最後は甥のはなしかよ!)